新型コロナウイルスに過去に感染したかどうかが、わかる検査です。
採血後約15分で、結果がでます。
約95%の正診率です。
当クリニックでは、ヨーロッパでの診断薬として承認を得た、
INNOVITA社の新型コロナウイルス測定試薬を使用しています。
指先からほんの少しだけ血液を採取して、
専用の検査プレートにて判定します。
約15分で、新型コロナウイルスに感染していたかどうかが判明します。
検査では2種類の抗体を調べます
※どちらかに「陽性」判定が出た方は、すでに新型コロナウイルスの抗体をもっていると考えられますが、100%再感染しないということではありません。
※どちらも「陰性」の場合は、体内に抗体がないため、新型コロナウイルスに感染していた可能性が低く、今後の感染リスクが高いため、注意が必要です。
針による痛みはありますか?
専用の機器で指先に浅く針を刺して、採血を行います。
個人差はありますが、チクッとした痛みを感じる程度です。
指先以外からの採血は可能ですか?
正しい検査結果を出すために、採血は指先からのみとさせていただいております。
どのような方法で検査するのですか?
イムノクロマト法と呼ばれる免疫測定試薬を使用します。この方法は、患者さまの血液に含まれる抗ウイルス抗体(IgM抗体、IgG抗体)を迅速に検出します。
この方法は、すでにインフルエンザウイルス検査や妊娠診断などでも行われています。
検査の精度はどれくらいですか?
新型コロナウイルスに感染すると、すぐに産生されるIgM抗体の検出は95.72%の正診率で、発症後1週間ほど経過した後に産生されるIgG抗体の検出は94.24%の正診率になります。
検査結果はいつ頃わかりますか?
抗体が体内にあるかどうかは、採血から15分以内に判明するため、検査当日に知ることができます。